いまから40年ほど前、つねに、一歩先を行く卓越の機能性を備えたマウンテニアリング・ギアを求める、三人の兄弟によってロウアルパインは誕生した。クライマーであったグレッグ・ロウ、マイク・ロウの兄弟は、冬季グランドティトン北壁登頂を目指した際に、世界初となる「インターナル・フレームパック」を考案。同時に、現在ではほとんどのパックでスタンダードとなっている「背面調整機能」や「コンプレッションストラップ」、「プラスチックバックル」なども、初めて採用した。このパックの優秀性が評価として高まり、のちに三男で著名なクライマーでもあるジェフ・ロウも参加。こうして、1967年、アメリカ・コロラド州ボウダーの地にロウアルパイン社は生れた。人と自然を正面から見つめ、独創的な発想に先進のテクノロジーを駆使して機能を徹底追求するという明確なコンセプトを携えた、わずか三人の大きなスタートだった。その後、弛まぬ研究・開発と過酷なテストを重ね、これまでに、ほぼ毎年、特許を取得。マウンテニアリングの世界を変革していく革新のギア―ロウアルパインの伝説はここからはじまった。